レパートリー&評

p (53)_resize今回の演奏旅行には多くの興味深いプログラムが用意されています。プログラムの多くはは19世紀から21世紀に至るチェコ音楽を基本におき、以下に記したいくつかのジャンルから構成されます。その中には今回の演奏旅行のために書き下ろされた作品も含まれています。
1.ルネッサンス・バロック
2.古典派・ロマン派
3.近現代音楽
4.民謡・民族音楽
5.ゴスペル・霊歌
6.チェコをルーツとする音楽

 

 

また、それぞれのコンサートにおけるプログラムは、以下の作品群より選択・構成されます。

<チェコ人、もしくはチェコに起源をもつ作曲家による作品>
ドヴォルザーク(A. Dvořák):
– モラヴィア二重唱曲集
– 自然の中で (V přírodě)
– 聖書の歌 (Biblické písně)
マルチヌー(B. Martinů):
– 山賊の歌 (Zbojnické písně)
– 無伴奏合唱のための5つのチェコのマドリガル
– シュパリーチェク (Špalíček)
J.ミーシェック (J. Míšek):
グローリア ムジカ (Gloria Musica! )
J.ヴィチャル(J. Vičar): グローリア
P.エベン(P. Eben): 典礼聖歌(Liturgické zpěvy)
J.ザヴィヌル(J. Zawinul): Birdland
J.イラーセック(J. Jirásek ): Missa propria


<チェコ以外の作曲家による作品>
パレストリーナ(G. P. da Palestrina):マドリガーレ
ラッソ(O. di Lasso) : マドリガーレ
ロッティ(A. Lotti ) : クルシフィクス (Crucifixus)
J.S.バッハ(J. S. Bach) : カンタータ
ヘンデル(G. F. Händel) : ハレルヤ
W.A.モーツァルト: アヴェ・ヴェルム・コルプス
G.フォーレ(G. Fauré ): レクイエム ニ短調
J.ラター (J. Rutter ): グローリア
J.リーヴィット(J. Leavitt ): Missa Festiva
C.オルフ(C. Orff ):カルミナ・ブラーナ
M. デュリュフレ(M. Duruflé): Ubi caritas
Z.コダーイ(Z. Kodály): アヴェ マリア, 夕べの歌 Esti dal
V.トルミス(V. Tormis ): Rota dziesma
V.ミシュキニス(V. Miškinis):Ave Regina coelorum
H.スミス(H. Smith): Ride the Chariot

 

ミーシェック氏と合唱団のクオリティと実力は、世界的にも大変高い水準が保たれており、特にバロック・ルネッサンス等の古楽、さらに近現代音楽の演奏解釈において、多くの専門家たちから高い評価を得ています。
「20世紀音楽解釈において、この合唱団の右に出るものはいない」
~「デニーク・ボヘミア」チェコラジオ、ミラダ・ヴェレフラットスカー氏評~

この合唱団のために書かれた作品を演奏する機会にも度々恵まれ、いくつかの作品の世界初演にも携わってきました。ミーシェック氏自身もヨーゼフ ドルフマン国際作曲コンクールで入賞経験を持ち、自ら作曲家としても活動しています。

「ヤン・ミーシェック氏の作品は、彼が歴史上の声楽作品を十分に研究し、よって習得した作曲技術を駆使して書かれており、聴き手を魅了する。非常に卓越した音響効果のセンスの持ち主であることは、作品の各小節において明白である」
~プラハ音楽院教授 ミハル・ノヴェンコ氏評~